ＲＥＤ ＣＬＩＦＦ Ｐａｒｔ Ⅰ（レッドクリフ パート１）

今日「レッドクリフ Ｐａｒｔ Ⅰ」を観てきました。

もともと三国志はとっても好きで、この映画もＴＶなどで大々的に宣伝をしていたので

かなりの期待を持って観ました。

しかし、その期待は思いっきり裏切られた感じでした。

全編で派手な戦のシーンが目立ち、三国志ならではの人間関係や

作戦の妙といったところがあまり描かれていないように感じました。

あれだけ長編の物語を映画にするということで無理はあるのでしょうが、

中途半端なストーリー展開は、三国志の面白さを半減させます。

また、三国志を知らない人にとっては、まったく何がどうなっているのかもわからないでしょう。

この映画を観る前に三国志のストーリーを理解し、自分の中で

人間関係や登場人物の役割などを把握しておく必要があるでしょう。

さらに、舞台は赤壁の戦いであるにもかかわらず、そのサブストーリー的な

陸上での戦闘を無駄に大きく取り上げ、さぁこれからというときに

続編へ続くで終わってしまうのは、「えっ！？なんでここで？」と

その構成を疑ってしまうほどでした。

２時間半近くの上映時間でしたが、あまり盛り上がることもなく

エンディングを迎えるので、かなり退屈でした。

今年は時間に恵まれて、何本も映画を観ることができましたが

今年観た映画の中で一番デキが悪かったと思います。

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